2015/06/30

ニュージーランドでの新プロジェクト《Unreal City Estate》進行中!

《Unreal City Estate》=《空想都市不動産》は、都市の空白地帯を建設地に「もうひとつの都市」を空想していくプロジェクトです。
公園や屋上、道路や空き地、雪上や湖上といった候補から選んだ建設地を、空想の計画に合わせて区画化し、都市の住民に向けて賃貸条件を提示していきます。但し、そこで提示されるのは金銭的な条件ではなく、空想の「都市」を形成するために区画ごとに定められた「用途の条件」。
都市住民との交渉・契約を経て、一時的な「空想都市」、言わば「モデルシティ」を建設地に出現させます。もちろん、《空想都市不動産》は、最終的なイベントとしての「モデルシティ」が目的ではなく、それも「空想」によって「現実」を上書きしようとするプロセスの一部。プロセスこそが重要であり目的であるため、その全ては、都市の一角に設ける「空想都市不動産」で常にひらかれていきます。



活動期間:2015年6月15日ー2015年7月5日
場所:オークランド都心部、ニュージーランド
アーティスト:北澤潤
キュレーター:サラ・ブラック
サポーター:オークランド大学、アーツカウンシルイングランド、ブリティッシュカウンシル

《空想都市不動産》は、2015年7月1日-7月4日に開催される国際パブリックアートカンファレンス「Cities in a Climate of Change: Public Art, Environmental and Social Ecologies」におけるサテライトプロジェクトとして実施しています。

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